藍色の砂



兄貴……



ごめんな……



ボクは、いつしか同じ人を
愛してしまってた



止められなかった



止められなくて……
一線を超えてしまった



許されないことだって
わかってる



許してもらおうとも
思ってないよ



悪いのはボクだから



ダメだとわかっていながら
自分の想いを止められなかった



もし何かの形で真実を知った時は
咲妃さんを責めないでやってほしい



って格好つけすぎかな?
でもそう思うんだ



『幸せにしないと許さないからな…』



眠る兄貴に向かって呟いた。










< 178 / 201 >

この作品をシェア

pagetop