藍色の砂
[前髪がうっとおしい。]
[OK!切ったげるよ。来週火曜日
でもいい?]
些細なボクの誘いでも、
快く承諾してくれる。
それって…どんな想いから…?
キミに関しては、
何もかもが疑問点になる。
想いが募れば募るほど。
だからといって、
ボクの逸(はや)る気持ちは
抑えようがない。
こっちに向かって手を振り
笑いかけてくれる姿を見たら、
嫉妬とか、後ろめたさとか
全部がすっ飛んで自分も
笑顔になる。
どんどんハマってく。
我を忘れて、
キミ色に染まってくんだ、ボクは…。
客観的に見れば、
ボクを憐れみの目で見る人も
いるだろう。
それでも幸福に感じるんだ。
どうかしてる、なんて思うかな。
キミの仕草や言動に
浮いたり沈んだり、
結構忙しかったりするんだよ。