藍色の砂
お互いキョトンとしちゃって
『あれ?言ってなかったっけ?
お店では切らないよ。職場だもん。』
と言う咲妃さん。
『え?じゃあどこで…?』
次第に膨らんでいく
期待と欲望。
その後ホントにサラッと言った
言葉に過剰反応してしまう。
『家だよ。二時間は指名外して
もらったから大丈夫。』
『家っ!?誰の!?』
『私に決まってるじゃん。
近くなんだ。急ごう?』
え?そんなアッサリ?
いくらなんでもボクは男だよ?
突っ立ったまま動かないボクに
近寄って顔を覗き込む。
『もしかして、嫌だった?
ゴメン、他に思いつかなくて。』
シュンとされたら
思わずこっちが慌てふためく。
『いや、何て言うか、もっと
簡単に考えてたから。』と弁解。