藍色の砂
『あ……』ってすぐに
身体を離す。
そんな誤魔化し、
ボクに通用すると思う?
二、三歩下がろうとする
キミの腕を掴んだ。
戸惑う表情なんて全然
気にしない。
やっぱり忘れるなんて
無理だったんだ。
そのまま引き寄せて
唇を奪った。
抵抗する手も頭も押さえて
溢れ出す感情に身を任せた。
やがて抵抗する手はボクの
首の後ろに回る。
キミのサインが出た瞬間だった。
優しく絡ませる舌に
答えるように絡ませてくれる。
時折吸い付いたキミの
唾液を飲み込む音が鳴る。
角度を変えながらも
絡み合う舌は
終わりを知らない。