藍色の砂



この温もりも匂いも
髪も寝顔も全て肌で感じてる。
規則正しいキミの鼓動が
今は心地良い。



『起きてる…?』



静かにキミは聞いた。



隣に眠るキミを抱き寄せる。



『うん。』



サラサラの髪を撫でて
大きな瞳を見つめ返す。



柔らかな頬に触れる手。



そんな目で見られたら
また奪いたくなる。



『もう少し早く出逢いたかった…。』



『え…?』



『そしたらきっと私…コウくんに
恋してたのかな…。』



重ねるように触れる手。
思わず唇を塞いだ。



好きになってよ…。
今からでも。



 






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