アイツと私の婚約ドタバタ生活
懐かしいな

私はドアノブに手を掛け、回す

ガチャ

すんなり開く扉

「ただいま」

「どうしたの?」

声を出した瞬間、母親が飛んできて私の額に手を当てた。「熱わないわね」って…



帰ってきた瞬間心配される娘って…いったい

「…ねぇ、二、三日ここいるけど…」


「どうしたの?破局?」

この母親はなにずけずけと訊いてきてんだ

「……」

「あら、図星?」

押し黙ってしまった私に困ったように笑っている母親

「大丈夫よ!!真也君、そんな悪い人じゃないでしょ!?浮気なんてしないでしょ!?」

この母親、勘だけはいいよな


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