天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
――――ガチャ
また、躊躇なく扉が開いた。
今度は、誰??
扉を開けたのは、亜樹斗こと林亜樹斗(ハヤシアキト)。
秋野家の専属執事。
「お待たせしました。お食事をお持ちしました。」
トレイを持ちながら一礼した亜樹斗。
やっと、ご飯だぁ〜。
お腹すいたな〜〜。
マジ、今日のご飯なんだろ??
そう考えてるうちに私たちの前に料理が並ぶ。
でも、そこには、ふたが被さっていて何の料理かわからなかった。
みんな配り終わってから隣の執事・メイドたちによって中の料理があらわれた。
「「「「「「うゎ〜〜〜〜〜〜」」」」」」
パパ以外、全員が声を出して驚いた。