天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「「「「密歌様、お久しぶりです!!」」」」
「「「「大きくなりましたね。」」」」
などいろんな声が飛び惑う。
今、私は篤夜と会社の中に入ってエレベーターの方まで歩いているところだった。
「お久しぶりです。みなさん。」
私は、いつもの敬語で会社の人たちに挨拶をした。
会社の人たちは、私が通る道をサッと開けてくれた。
普通は、社長でもない一般人なのに嫌な顔一つせず一般人の私を笑顔で向かいいれてくれる。
それにあの無愛想のパパの下で働いてくれる。
とても優しい人たち。
私と篤夜は、社長専用エレベータに乗り社長室まで行った。