天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

でも、なんで俺たちを狙う?

まさか!?

「なぁ、お前らさなんで俺らのこと狙うの?」

「それは、簡単なことだな。」

「・・・。」

「お前らが俺たちの周りウロウロしてるから邪魔なの。わかる?」

「なるほど。俺らに調べられちゃ困るってことね。」

「そ。調べられちゃ困るの。だから早めに処理してかないと。」

やっぱり、神(ゴット)の手先か。

でもな、俺らも簡単に引き下がるわけにはいかないんだよ。

「そーいうことね。でも、俺たちを甘く見ちゃ困るよ。」

「なんだと!?」

「俺らは、あの名門学園に通ってるんだよ?」

「わかる?そこのお兄さん?」

兄貴と翔唯斗と弥凪斗まで参加しだしちゃったよ。

「それがなんだと言うんだよ!!金で俺らの事どーにかするきか?ってかボンボンは高級車で学校に通いなよ。それか親にSPでもつけてもらいな。でも、もう遅いけどね。」

そーいった男。

金でどーにかするかって?

バカじゃねーの?

「お前らに払う金なんてねーんだよ!!」


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