天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

あいつの腕にいるのは・・・姉貴。

バカだな〜あいつ。

よりによって姉貴を人質にとるなんて。

ちゃんと俺らのこと調べてから来いっての。

「は?お前らが動かなければいいことだろ?無論、動けばどーなるかわかってんだろ?」

いや、お前こそそいつが人質でいいのか?

まぁ、俺らに知ったこっちゃないけどな。

あ、そうそう俺らを襲ってきたってことは、覚悟が出来てるってことだろ?

なら、天から罰を受けるといいよ。

ハハハハハハ。

(大魔王だ・・・。 by蒼・翔唯斗・弥凪斗)

「お、どした?震えて。怖くなったか?」

そろそろ爆発するか?

「・・・な。」

「なんて言った?」

「私に汚い手で触れないでよ!!」

ボスッ

「うっ」

ヒュッ

メリメリメリ

腹に食い込んでる音がする・・・。

ズササササッ

見事にぶっ飛んだ。

(回し蹴りだ・・・。絶対喰らいたくねー。 by蒼・翔唯斗・弥凪斗)

相変わらず強ぇー。

ほんとに女かよ。

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