天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜


「でも、そのやり方は総長に納得してくれなかった。総長には『今度やったら神(ゴット)に引き渡す。』って言われた。」

あいつは少し怯えながら言った。

「このことがバレたらお前らはどーなる?」

俺は余程の罰が下されると思い聞いてみた。

「さぁな。ただ、二度と太陽の下には戻って来れないかな。」

それほどの罰が!?

ほんとわからねーやつらだ。

「お前らはその生き方で生きろ。誰になんと言われよーと………。お前らの安全を保障する。」

「どーいうことだ?」

「お前最初に言ったよな?SPつけてないのかと。」

「あぁ。」

「石崎(いしざき)、黒井(くろい)、花川(はなかわ)。」

俺は、3人の名前を言った。

「「「はい。」」」

全身黒づくめの男3人が別々の場所から出てきた。

あいつは驚いてるようだった。

まぁそれもそっか。


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