天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「どのくらいゴットの命令が強いか知らないけど、ここに今立ってるのあなたとあなたの後ろにいる6名だけ。おわかり?」
「それがどーした。負傷者がいるお前たちに幹部が2人が相手できると思ってるのか?」
「その幹部がどのくらい強いのか知らないけど、ここには鬼が4人もいるの。あなたたちだけでは足元にも及ばないと思うけど?」
「鬼?」
「そう鬼。あなたもみたでしょ?あなたが近くにいたのに気配一つ見せず結李架たちを助け、私を今にも殴ろうとさせてたやつを瞬殺で気絶にさせた。総長のあなたならわかるわよね?この圧倒の差を。これ以上怪我人が増えていいのかしら?あっという間に他の族に潰されるわよ。……もう一度言うわ。ただちにここから立ち去りなさい。」
「ッチわかったよ。鬼に免じて今日は帰ってやるよ。おい、伸びてるやつを連れてけ。」
「はい!!」
やっとわかったか…
あの頑固者め!!
「今度はたくさん引き連れて来るんだな。全員相手してやる。」
湊、なんてことを…
鬼になっている以上、放っておくか…
そして、岡崎悠志たちは伸びてるやつを連れて公園から立ち去って行った。