歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
テレビ画面が、急に真っ暗になる。






「こんなの見なくていーの!」

「紅…」


振り返ると紅が立っていた。






「どうやって入ったの!?」


ここはホテルだよ?





「…ふ。ひみつ」


そう言って、私が座っているソファーにドカッと座る紅。





「どうせマッスーに開けてもらったんでしょ(汗)マッスーも昨日は、このホテルに泊まるって言ってたし…」

「まあね♪今日からライブのリハ始まるし…ちょっと打ち合わせがてら一緒に朝食でも食べようかなと思って…はい」


紅は、紙袋からサンドイッチやハンバーガーをいくつか出した。






「買ってきてくれたの?ありがとう!朝食どうしようか悩んでたんだよね」


最近はホテルのルームサービスばっかり食べてて、おいしいのはおいしいんだけど…ちょっと飽きてたんだよね。






「いただきます♪」


ハンバーガーをほおばる私。





おいしい♪

ここのハンバーガー好き。


紅ってば、私の好みわかってるな〜
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