歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
ビールのほろ苦い味と、炭酸のシュワッとする刺激が喉に感じる。






「おいしい…」


しばらく目をつぶり、ビールの味をかみしめる。






新年最初のビールの味は、本当においしかった…

ライブの疲れと、これから行くJINくんとの打ち上げの憂鬱感は、ちょっとだけ消えた気がした。



















ガチャ

バタン


タクシーから降りて、キョロキョロと辺りを見渡す私。




紅と健二と3人でビールを飲み終えたあと、私たちはタクシーに乗って、マッスーから指定された場所にやってきた。


新年を迎えたばかりの都内の街は、がやがやと人で溢れかえっている。

私はかぶっていた帽子を深くかぶり直し、ポケットからサングラスを出してかけた。






「お店どこだろうね?」


紅がスマートフォンで、地図を見ながら周りをキョロキョロと見る。
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