歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「暑い暑い(汗)もうタオルでいくら拭いたって汗が出てくるからきりがないよ」

「あはは」


ボディーガードと軽く雑談。




誰かとしゃべってないと、JINくんと目が合ったりして気まずいから…マッスーの話が終わるまで、ボディーガードと話してよ。






“〜〜♪〜♪”




「あ、ごめん。ちょっと電話…」


ポケットから携帯を出し、廊下に出て話し始めるボディーガード。

私もボディーガードについていき、廊下に出た。






「…もしもし?あ、はい…お疲れさまです」



仕事の電話みたい…

長くなるのかな?




私に背を向けて、携帯で話すボディーガード。

私は廊下の壁に寄りかかり、今朝亜季ちゃんにやってもらったばかりのネイルをいじっている。






「―――!!」


すると、後ろから誰かに腕を掴まれる。

振り返ると…
< 83 / 311 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop