幸せの明日
しばらくしてから、美香梨の家族が病院に駆けつけた。
美香梨の両親はさっきの個室に呼ばれ、医者に状況を知らされていた。



「アナタが大崎恵さんですか?」
美香梨の両親が個室に入って30分ぐらいたった頃、誰かに名前を呼ばれた。
「あ…はい。」
アタシの目の前にいたのは悲しそうな表情を浮かべた美香梨の両親だった。
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