幸せの明日

悔しさの果てに

♪〜〜♪
次の日の朝、アタシは祐樹に電話をかけた。
早くお金を渡したい。
アタシはそんな気持ちでいっぱいいっぱいだった。
―ガチャッ―
『もしもし?』
「もしもし…恵だけど。あのね?お金出来たんだけどいつ渡せばいい?今日は無理かな…?」
『マジ!?じゃあ今から川原に待ち合わせな!!』

―ガチャッ!―
祐樹はそう言うと一方的に電話を切った。
アタシは電話を切った後、お金を握り締めて家を出た。
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