幸せの明日
―バシャン!!―
アタシは川へ蹴り飛ばされた。
「へっ…じゃあな。援交女(笑)」

祐樹はそう捨て台詞を吐いて拓也達と一緒にアタシの前から去っていった。


「あは…はは……グスッ…うぅ…」
悔しくて悔しくて、涙が出てきた。
信じたくなくてもこれが現実だと思うと生きていくのが怖くて仕方なかった。


ねぇ……神様
どうしてアナタはアタシだけに辛い試練を与えるのですか…?
悔しさの果てには、憎しみしか残りませんでした…。
もう…恋なんかしない…
こんなに辛いならアタシは……
< 61 / 197 >

この作品をシェア

pagetop