お伽話
そのあともサンはずっと
ルナのそばについており、
夕食も一緒にとった。
寝る間近までサンはルナのそばを
離れようとはしなかった。
「じゃあ・・・また、明日来る。」
ルナの部屋から出ようとするサン
「えぇ、おやすみなさい。」
ドアが閉まる音が聞こえ
途端に部屋が広く感じた。
そのあともなかなか寝付けず
部屋の小さなバルコニーへ向かう
夜は冷えるが
風が心地よい
思えば、いろいろなことが短期間で起こった。
舞踏会で変な男に声をかけられたのが始まり
お父様は亡くなり
サンと出会った。
結局あの変な男は何だったのだろう。
そう考えていると
急に風がやんだ