お伽話
「お帰りなさいませ。」
玄関に着くとメイドが出迎えてくれた。
「準備が出来ております。」
「そう、・・・サンを呼びなさい。」
はい、とお辞儀をしてパタパタと走るメイドを背に
ルナは部屋に戻り支度を始めた。
「・・・喜んでくれるかしら。」
ぽつりと呟くその一言に
少し不安を込めた。
そして、ドアを開けある場所へ
足を向けた。
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少し歩けば
ここは大広間
まあ、普段は食事をするとき意外使用はしない。
だが、今日は違う。
ドアを開ければ
そこにはたくさんの食べ物
壁一面には飾りが施してある。
メイドや、料理長、兵士など
たくさんの使用人の中にアベルもいた。
「サンは?」
そう問いかければ
一人が口を開く
「今呼びに・・・」
コンコン
ドアのノックする音
そして、ドアが開かれた。