さすがは僕の女王様!
「このグズめ、朝っぱらから私の学校で暴れるとはいい度胸だ」
倒れて気絶しているらしい不良を足でゲシゲシと踏みつけながら、あの美しい会長様が凶悪な顔をして言い放った。
「会長ッ!!?いやッ…、違うんですよ!!コイツが急に絡んできて…」
「ほう、そうかそうか…」
必死の言い訳に、納得しているかのように会長は数回頷いた。
ところで俺は、さっぱり頭が追い付かない。
美しいあの少女の、
あの言動は、
一体なんなんだ…?
「そーなんすよ、わかってもらってよか…、」
「だが死ね」
「「え?」」
俺と当事者である不良サンの声が重なる。
ドカァアッ!!!
会長の華麗な飛び膝蹴りが炸裂した。
あぁ人って…、あまりに驚きすぎるとモノがスローモーションに見えたり、逆に冷静になったりするんだなぁ…。
だって、ほら、
会長様のパンツ…、
白じゃん……。