さすがは僕の女王様!
「ふはははは!!!この愚か者め!喧嘩両成敗だ!!ありがたく死んでいろ!」
大の男二人をぶっ倒し、尊大に高笑いをする姿に俺は呆然とした。
「これは…、夢か…?」
「いっつもこんな感じだよウチの会長って。早く慣れた方がいいよ。あと関わらない方が身のため…、生徒会には」
そんなこと言われたって、
もう遅いよ、
だって一目惚れしちゃったもん。
「おい、」
その神谷会長は、さらりと髪をなびかせて俺たち野次馬の方を向いた。
「貴様らもとっと教室へ戻れ。殺されたいなら別だかな」
さも楽しそうに言ってのける彼女は、本当に危険な人物なのかもしれない。
その言葉とともに、「ギャー」だの「わー」だの叫びながら一斉に散っていく生徒たち。
気を逃した俺は、一人取り残されてしまった。
「えっ!?」
そして、
最悪なことに、
はたまた幸運なことに、
目が合ってしまった。