私はダメ人間じゃない~ネットカフェ難民の叫び~
仕事が終わると、二人で夜遅くまでメニューの考案をして、休みの日にはそれを作って試食する。
そんな毎日が始まった。
「なんか足りねえ気がしねえか?」
「うーん、マヨネーズ入れてもいいんじゃない?」
「いや、それは邪道だろ。あくまでマヨはつけあわせだろ」
洋風お好み焼きに和風ピザ。どっちがどっちでもよさそうなメニューでも頭を悩ませる。それが私には至福の時間だった。
「トマトまだあったっけ?」
春樹の言葉で冷蔵庫を開けてみたが、残念ながらさっき使ったのが最後だった。
「仕方ないな、買出しに行くか」
私はこの車で買い物に行くのが楽しくて仕方なかった。まだ商売を始めたわけでもないのに、いっぱしの飲食店経営者のような気分になる。
行きつけの業務用食料品ばかり扱うスーパーへ向かう途中、私たちは大きな交差点にさしかかっていた。
なんでもない日常だったはずだ。
右折車線では、信号が変わるのを待っている車が停車していた。こちらの信号は青だ。
当然、春樹も私も、特に気にすることもなくその交差点を通過しようとしていた。
が、その車はいきなり目の前に現れた。
そんな毎日が始まった。
「なんか足りねえ気がしねえか?」
「うーん、マヨネーズ入れてもいいんじゃない?」
「いや、それは邪道だろ。あくまでマヨはつけあわせだろ」
洋風お好み焼きに和風ピザ。どっちがどっちでもよさそうなメニューでも頭を悩ませる。それが私には至福の時間だった。
「トマトまだあったっけ?」
春樹の言葉で冷蔵庫を開けてみたが、残念ながらさっき使ったのが最後だった。
「仕方ないな、買出しに行くか」
私はこの車で買い物に行くのが楽しくて仕方なかった。まだ商売を始めたわけでもないのに、いっぱしの飲食店経営者のような気分になる。
行きつけの業務用食料品ばかり扱うスーパーへ向かう途中、私たちは大きな交差点にさしかかっていた。
なんでもない日常だったはずだ。
右折車線では、信号が変わるのを待っている車が停車していた。こちらの信号は青だ。
当然、春樹も私も、特に気にすることもなくその交差点を通過しようとしていた。
が、その車はいきなり目の前に現れた。