私はダメ人間じゃない~ネットカフェ難民の叫び~
「過失割合ってのがあってな、6対4とか、7対3とか、負担する金額が決まってくるんだよ」
「そんなの、だって……」
こんなこと納得いかない。いや、納得できるはずがない。
しかし、相手の保険会社から提示された過失負担は、6対4だということだった。
もちろん春樹はそれをはねつけ、全額相手の負担ということを要求した。
交渉は長く続いた。
6対4は7対3になり、どうにか8対2という過失負担というところまでこぎつけた。しかし、それでもこちらは一銭も払う義務はないと思っている。
春樹の携帯電話が鳴るたびに、私の胃もキリキリと音を立てた。
長い交渉の末、結局保険会社が持ち出してきたのは裁判という言葉だった。
「仕方ないな、8:2で手を打つしかないだろう」
「車はどうするの?」
「廃車だ」
「修理できないの?」
「資産価値ってのが車にもあってな、十年過ぎると車体価格の一割しか払わなくて良いって法律があるんだよ」
「一割って」
「そんなの、だって……」
こんなこと納得いかない。いや、納得できるはずがない。
しかし、相手の保険会社から提示された過失負担は、6対4だということだった。
もちろん春樹はそれをはねつけ、全額相手の負担ということを要求した。
交渉は長く続いた。
6対4は7対3になり、どうにか8対2という過失負担というところまでこぎつけた。しかし、それでもこちらは一銭も払う義務はないと思っている。
春樹の携帯電話が鳴るたびに、私の胃もキリキリと音を立てた。
長い交渉の末、結局保険会社が持ち出してきたのは裁判という言葉だった。
「仕方ないな、8:2で手を打つしかないだろう」
「車はどうするの?」
「廃車だ」
「修理できないの?」
「資産価値ってのが車にもあってな、十年過ぎると車体価格の一割しか払わなくて良いって法律があるんだよ」
「一割って」