私はダメ人間じゃない~ネットカフェ難民の叫び~
確かに若作りをしてはいるが、よく見れば肌の老化を隠せていない。
「パッと見は若いですよ。オバハンは言い過ぎじゃないですか?」
いちおうかばうふりをして、私は皮肉を言った。
「かまへんかまへん、俺と同じ年やからな。俺がオッサンやからアイツもオバハンや」
「ちょっと、中川さん。ひどくなーい?」
渡辺が口をとがらせた。
二人とも長い付き合いなのだろう。反論のなかにも狎れのようなものがある。
「やかましいわ。オバハンはオバハンや」
狎れのようにみせても、本音でも嫌っているような気がする。
私はそんなやり取りを見て、少し楽しかったのは事実だ。
「んで、どうや。今晩あたり酒でも飲みにいかへんか?」
中川は大胆にも、これだけの衆目の集まるなかで、デートに誘ってきた。
「え、今晩ですか?」
「おう、明日は休みやから問題ないやろ」
「あ……そうですけど」
正直言えば断りたいところだ。しかし、こんなところで恥をかかせるのも可哀相な気がしないでもない。
「他に誰か行くなら……」
さすがに二人きりでは気が引ける。思わずそう返事をしていた。
「ああ、構わんで。ほんなら岬いうやつ連れていくし」
「パッと見は若いですよ。オバハンは言い過ぎじゃないですか?」
いちおうかばうふりをして、私は皮肉を言った。
「かまへんかまへん、俺と同じ年やからな。俺がオッサンやからアイツもオバハンや」
「ちょっと、中川さん。ひどくなーい?」
渡辺が口をとがらせた。
二人とも長い付き合いなのだろう。反論のなかにも狎れのようなものがある。
「やかましいわ。オバハンはオバハンや」
狎れのようにみせても、本音でも嫌っているような気がする。
私はそんなやり取りを見て、少し楽しかったのは事実だ。
「んで、どうや。今晩あたり酒でも飲みにいかへんか?」
中川は大胆にも、これだけの衆目の集まるなかで、デートに誘ってきた。
「え、今晩ですか?」
「おう、明日は休みやから問題ないやろ」
「あ……そうですけど」
正直言えば断りたいところだ。しかし、こんなところで恥をかかせるのも可哀相な気がしないでもない。
「他に誰か行くなら……」
さすがに二人きりでは気が引ける。思わずそう返事をしていた。
「ああ、構わんで。ほんなら岬いうやつ連れていくし」