晴れ時々@先生の妹【第1巻】
中村先生が出くわしたのは、管理人の小森のおばちゃんだった。
今日も赤色口紅が一段と目立っている。
――出くわしたのがもし同じ学校の教師や生徒だったらと考えると……、ヒヤッとする。
世間は思っているよりも狭い。
これから、二戸 梨杏と一緒に行動を取る事はやっぱり危険だと考えた中村先生。
二戸 梨杏の手を引き歩き出そうとする中村先生。
何が起こったんだろうという顔をしている二戸 梨杏。
ヨタヨタと歩きながら中村先生についていく。
「先生…、手が痛いよ―」
「いいから、黙って俺についてこい!」
強く手を引きながら歩く中村先生。
レジまで辿り着き、焦った表情でレジ打ちのお姉さんを急かす中村先生。