晴れ時々@先生の妹【第1巻】
口の横に手を当ててホッホッホと大きな声で笑う管理人の小森のおばちゃん。
「……元気になって良かったわね!病み上がりはもっとしっかりと栄養がついた物を食べさせてあげないと駄目よ!」
――管理人の小森のおばちゃん、俺の買い物カゴの中を覗いていたのか?
「スミマセン……」
――俺は、ナゼ謝っているんだ。
スーパーの袋から何か取り出している管理人の小森のおばちゃん。
「これっ、お買い得だったのよ!高級な国産牛、一パック864円。中村さんにあげるから、妹さんに食べさせてあげてよ!」
――ギュウニクッーーーツ。
嬉しいけれど、牛肉は昨日食べたところなんだ―。
中村先生の隣でクスクスと笑っている二戸 梨杏。
――コイツ、何を笑っているんだ!