鈴の音が響く頃

「よ、よし…!」



この祠の中に、一体何があるのか
全く検討もつかないし



かなり、怖いけど…


「行かなきゃ、杏が…」


あの悪い魂たちに取り付かれたままだと、
本当に危険だ


杏のために






私は一歩、
祠へ足を踏み入れた
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