〇●ポーカーフェイス●〇
教室に戻ると篠原葵がすぐに近寄ってきた
「ねえ、東城さん!!何で旅行行かないの?」
私の周りをうろちょろしながらそんなことを聞いてくる
「何でお金払ってあんた達と旅行行かないといけないのよ??」
「これも授業の一環でしょ??行かないといーーーーーっっぱい課題出されるらしいよ??」
そうニヤッと笑いながら私の腕を掴む
そんな篠原葵の顔を見て私は無表情のまま鼻で笑った
「あんた達と一晩過ごすくらいなら課題なんか喜んでするわ」
そんな返答に篠原葵は「も~~」と、口を尖らせた
そんな私たちの様子を見て、近くにいたグループの女子が
「も~、あおちゃん!ほっておきなよ!!」
そう言い、篠原葵の腕を引っ張った
私はその隙に席に戻った