〇●ポーカーフェイス●〇
席に着くと今度は西岡俊介が隣の末永の席へと座った
こいつら、なんなの
そう思いながらも私は前を向いたまま気づかないふりをした
そんな私の作戦がばれたのか、すかさず突っ込んでくる西岡俊介
「おいおいおい、完全無視はねえだろ~!!俺の存在察知してくれよ~」
「別に何も話しかけられてないし」
「ふ~、今日も相変わらずクールだね~!!あ、もしかして漣がよかった??」
そうにやにやする西岡俊介
「あんたたち…なんなの」
そう苦笑いをすると西岡俊介は無邪気に笑った
「なんてな!!あんた達ってことは蓮にも俊介がよかった??的なこと言われた系??まあ、あいつって意外とやきもち焼きなんだな!!てかさ、旅行いけねえの??蓮も行かないっていうし寂しいじゃんか!みんなで行きたくね??もしかしてお前ら二人で何処か行く気?ありえねえか!!」
よくもまあ…よく喋る奴だ
私は無表情のまま話を受け流した
「あんたはさ…篠原葵がいれば十分なんじゃないの??」
そう一言言うと西岡俊介は顔を真っ赤にした
「ちょ、それ、どういう意味だよ!!」
焦る素振り
ピュアか
「そのままの意味よ。見てればあんたが篠原葵のこと好きなくらい誰だってわかるわ」