〇●ポーカーフェイス●〇
食事を済ませた後、ソファに移動し二人の距離は少し縮まった





食事をしてお腹が満たされた後大抵の男はセックスをしたがる
少なくともキスくらいは当たり前だろう




そもそも彼らにとって最初から食事なんてどうでもいいのだ
居酒屋で言うお通しのようなものだ。
なくてもあってもいい。




メインはこれから
女と体を重ねるために彼らはちやほやと女を建て、優しくする




しかもこんな密室に連れ込んだんだから何もないわけがない
それでも私はいいと思っている





だってこれがこれからの生活費になるのだから
一回や二回のセックスくらいどうってことない
減るもんじゃない





私はソファーに腰掛け、私の肩に彼の腕が回るのを待っていた





「結愛ちゃんは彼氏はどれくらいいないの?」






宏太は自分の膝に手を置き、優しい声で聴いてきた





「ずっといない」






「何で?そんなに可愛いのに」





「人をなかなか好きになれない」






宏太は私の目を真剣な表情でじっと見る





「宏太は?」





「俺も。ずっといないよ」





「そちらこそなぜ?見た目もモテないわけじゃなさそうだし。性格も女子ウケがよさそう。
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