〇●ポーカーフェイス●〇
そのあと結局宏太は私に指一本触れてこなかった。
そして私を家まで送り、帰って行った
私は自分の部屋に入り、バタンとベットに横たわった
「信じる価値のある人はいなくなった」
そう一人呟いた
こんなに共感できる人は初めてだった
私は目を瞑り、宏太の顔を思い出した
「また近々連絡するよ。また呼び出してもいいかな?」
そんなことを言って微笑む宏太の顔を
「誰にもわからない。誰にもわかってほしくない」
私はそんな独り言を言い
自分に言い聞かせて眠りについた