〇●ポーカーフェイス●〇
腕を組み、無表情のままそこに立っていた
俺は鞄を持ちドアのほうにへと体を向けた
「じゃあ、俺帰りますから。」
「そう、さっさと帰ってくれる。ここはあなたの居場所じゃない」
俺は振り返り東城を見た
「ここはお前の居場所なのか??」
そんな俺の問いに東城は一瞬止まり、目を反らした
「早く帰って。別に見ていたいならそこにいてもいいけど??さ、桜山さんはじめましょ」
そう言って男に絡みつきベットに押し倒す
「結愛、せっかく友達が来てくれてるんだ。何か話そうか」
そう言って東城の姿勢を直す
「何も話すことなんてない」
東城は俺らに背を向けて窓際に歩いて行った
「いろいろあるだろ。夏華ちゃんの話とか」