愛してるから関係ない!
「雪乃ちゃん、今送るから待っててくれるかな…先に沙織バス停まで智則と送ってくるから」


「拓也、俺ついてるから大丈夫だって~雪乃ちゃん可哀想だから、いてやれ…」


完璧、あの二人は拓也を今避けてる。


やっぱり、あの二人は隠し事をしている。


何も言わない拓也先輩を良いことに、コソコソと…


「じゃあ行くな~」


「あぁ…」


「ごめんね雪乃…気をつけてね。拓也お願いね」


「うん…ちゃんと送るよ…」


玄関までも拓也は見送らなかった…
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