おじいさんの懐中時計
子供達が、僕の周りにワーと群がった。

「お兄ちゃん、名前なんていうの?。」

「瀬尾真琴。そうさ、瀬尾…真…琴。」
僕は、自分自身に言い聞かせるように呟いた。

「一緒に遊んでくれるって、お母さんシスターが言っていたわ。」


――お母さんシスター…、そうか、さっきのあの人が…そうなんだ。




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