あのゴールまで〜はじまり〜
私はTシャツとハーフパンツをはいて、自分達のテントに戻った。
「立石おつかれさま〜」
津久野…
歯を見せて笑う。
一年男子の100は私より先に終わっていたはずだ。
「津久野もおつかれっ」
私も悔しがってるのがばれないように歯を見せて笑った。
「まじ立石すげーよな。
ぶっちぎりの一位じゃん」
津久野は両手を頭の後ろにあてる。
「え…?」
そうか、自分一位だったんだ。
でも全然気持ちは晴れなかった。