あのゴールまで〜はじまり〜



「よお!!」



後ろから声がした。



振り返る。



「ぉはよっ」


「津久野かぁ。おはよ」


私は笑顔で言う。




津久野はハーフパンツだ。



ポケットに手をつっこんで、首をすくめている。





私は再び歩きだす。



津久野は私の横を歩く。




「津久野ー、ポケットに手、いれてたら転んだとき危ないよ??」



私は津久野のポケットを指差す。




「それ、お母さんにも言われたっ」



クスクスと、津久野は笑いだす。




うちって精神年齢けっこうおばさんなわけ??



でも私もだんだん可笑しくなってきて、結局笑ってる自分がいた。
< 149 / 203 >

この作品をシェア

pagetop