あのゴールまで〜はじまり〜
―望―
津久野と喋りながら歩く。
あっという間に競技場についた。
中にはちらほらと陸部のみんながいた。
「おはよ〜!」
桃やるり、奈美にそう話し掛ける。
「ねぇっ!!もしかして・・・、津久野と望、付き合ってるの!?」
るりが挨拶をかえしてくれることもなく、いきなりそう言う。
「そんな訳ないじゃん!」
私は否定する。
「でもさ、もしかしたら津久野は付き合ってるって思ってるかもよ?」
るりが何故か不適な笑みを浮かべた。