天使のキス。
目には目を。だ!
愛里さんをナメんなよ?
この、ひよっこぼんぼん!!


目の前の天使面したお坊ちゃんの真似をして、腕を組んで斜め上にある綺麗な顔をガン見してふふんと笑う。


そして、


「ここはあたしの――っ!!」


ばふん!と音をたててベッドに腰を下ろしたら――…


「ふーん。
気ィ強ェ女」


立ったまま腰を屈めた、天使面したぼんぼんに、


「気にいらねぇな、その目」


あごをぐいっと掴まれた。

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