天使のキス。
「うう…。
悠。
あたし、幸せだよ―っ」


「…って、愛里。
顔ぐちゃぐちゃ」


「だってぇ。
嬉しいんだもん。
嬉しいんだもん…」


そう言いながら、ずっとずっと泣き止まないあたしを、


「よし、よし。
愛里はいい子。
愛里はいい子」


――悠はずっと抱きしめていてくれた。

< 332 / 921 >

この作品をシェア

pagetop