天使のキス。
長い時間、あたしを抱き締めていたあと、


「そうだ。
愛里に…」


悠がベッドから立ちあがって、部屋を横切り、机の引き出しを開けた。


――と思ったら、


「愛里、ちょっと目をつむって…」


そんな指示があたしに出される。


「何?」


「いいから…」


…って、何だろう?


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