天使のキス。
でも、ま。
悠がそう言うなら――…


目を閉じたあたしに。


プシュっとかかる冷たい水。


と、同時にふわりと香る甘い香り。


「愛里。
もう目をあけていいよ。
それから――…
これからは、これつけて?」


そう言うと、悠はあたしの手にかわいい瓶を握らせた。


「香水?」


かわいい瓶をよく見ると、小さな四葉のクローバーがプリントされてた。

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