天使のキス。
「へ?
家族愛?」


何?
それ。


「でも、それ以上に――…。
悠と愛里ちゃんが恋人同士になってくれた事は、ワシにとっても、とても嬉しいことじゃったよ。
なぜなら――…。
愛里ちゃんなら、きっと悠を変えてくれると思って、期待しておったからな?
愛里ちゃん。
見事、ワシの期待に答えてくれてありがとう」


じいじはあたしの瞳を覗きこんでニヤッと笑う。


げっ!


その顔――っ!!


悪魔なときの悠にそっくり。


うっ、さすが祖父と孫。


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