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*星よりも好きな人*
「篤さーん!いい加減起きてください!」
1月1日、朝8時。
お雑煮の準備はバッチリ!あとは篤さんが起きるのを待つばかり…なのだけど。
「…篤さん!…ってダメ…だよね…。」
仕事のある日はキチっと起きるくせに、完全に休みとなると本当に起きない。
…仕事のない日はいつまででも寝ていたいタイプのようで…。
「…仕方ないなぁ…。部屋の掃除でも…。」
そう思って、ベッドから離れようとした瞬間、不意に後ろから腕を掴まれた。
「お前、俺の腕から抜け出すなんていい度胸だな。」
「へっ…?あっ…きゃあっ!」
ぐいっと引っ張られ、そのままベッドに倒れ込んだ。
もちろん、倒れ込んだ先には篤さんの胸。
「ああああ篤さん!おっ…起きて…。」
「起きたらお前がいなかったんで連れ戻したまでだ。」
「えっと…あのっ…お雑煮の準備、出来てますっ!」
「あー…だからお前からいい匂いがするわけだ。」
私の首筋に鼻をあてる篤さん。
…首筋にかかる吐息がくすぐったい。
そう思っていたら、首筋に柔らかいものが触れた。
ちゅっと音を立ててそれは離れる。
「…っ…!」
「篤さーん!いい加減起きてください!」
1月1日、朝8時。
お雑煮の準備はバッチリ!あとは篤さんが起きるのを待つばかり…なのだけど。
「…篤さん!…ってダメ…だよね…。」
仕事のある日はキチっと起きるくせに、完全に休みとなると本当に起きない。
…仕事のない日はいつまででも寝ていたいタイプのようで…。
「…仕方ないなぁ…。部屋の掃除でも…。」
そう思って、ベッドから離れようとした瞬間、不意に後ろから腕を掴まれた。
「お前、俺の腕から抜け出すなんていい度胸だな。」
「へっ…?あっ…きゃあっ!」
ぐいっと引っ張られ、そのままベッドに倒れ込んだ。
もちろん、倒れ込んだ先には篤さんの胸。
「ああああ篤さん!おっ…起きて…。」
「起きたらお前がいなかったんで連れ戻したまでだ。」
「えっと…あのっ…お雑煮の準備、出来てますっ!」
「あー…だからお前からいい匂いがするわけだ。」
私の首筋に鼻をあてる篤さん。
…首筋にかかる吐息がくすぐったい。
そう思っていたら、首筋に柔らかいものが触れた。
ちゅっと音を立ててそれは離れる。
「…っ…!」