7 STARS
「…なーに自信なくしちゃってるの?いきなりヘンなのー!」
「ヘンってお前な…。」
「心配してくれるのありがたいけど、それってあたしが信用ないから?」
「そういうわけじゃない!」
「でしょ?っていうか離れていく側のくせにヘンに落ち込まないでよ。
あたしは我慢してるんだから!」
「え…。」
「今、一緒にいる時間を大切にしようって決めたの。
だからそーんな顔しないのっ!」
あたしは手を離して、晴輝の両頬を挟むようにぺちっと叩いた。
はっとしたような顔をして、晴輝があたしを見つめる。
「ど?目、少しは覚めた?」
「あ…ああ。…悪い。」
「別にいいけどねーっ。あ、あたしのお願い決ーまった!」
「え、何?」
「あとで教えてあげる。
ほらっ、行こう。」
一度離した手を、もう一度握る。
そしてお賽銭を入れ、手を合わせた。
…生まれて初めて、自分のことではないことを願う。
晴輝がずっと笑顔でいられる1年になりますように。
「ヘンってお前な…。」
「心配してくれるのありがたいけど、それってあたしが信用ないから?」
「そういうわけじゃない!」
「でしょ?っていうか離れていく側のくせにヘンに落ち込まないでよ。
あたしは我慢してるんだから!」
「え…。」
「今、一緒にいる時間を大切にしようって決めたの。
だからそーんな顔しないのっ!」
あたしは手を離して、晴輝の両頬を挟むようにぺちっと叩いた。
はっとしたような顔をして、晴輝があたしを見つめる。
「ど?目、少しは覚めた?」
「あ…ああ。…悪い。」
「別にいいけどねーっ。あ、あたしのお願い決ーまった!」
「え、何?」
「あとで教えてあげる。
ほらっ、行こう。」
一度離した手を、もう一度握る。
そしてお賽銭を入れ、手を合わせた。
…生まれて初めて、自分のことではないことを願う。
晴輝がずっと笑顔でいられる1年になりますように。