群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜
慌てて私は大ちゃんに視線を戻す。



───…大ちゃんは口元を両手で押さえて



……笑っていた。


しばらく笑い続けた大ちゃん。


──やっと落ち着いて
口を開く。




『──…笑いすぎて顔がまだ痛い。

…おーちゃん、焦りすぎ。

何考えてたの?

…まぁ、聞かなくてもわかるけど。』



ニヤッといたずらっ子の顔をする大ちゃん。




──な…なに?!


…もしかして、からかわれた?!?



私は、さっきまで青くなってた顔を赤くして、大ちゃんを睨んで、


「ひどいよ、大ちゃん…。」



…なんか悔しくて、


気付いたら、前にいた大ちゃんを追い抜いて


私は走ってた。



……んもうっ!
真剣な顔してたから 一瞬変なこと考えちゃったじゃない!!



息が切れてツライ…。でも一度も止まらず、


猛ダッシュで駅のある道を駆けていった…。



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