トリップ少女
「若菜あなた、カレンが行きそうなところ分からないの?物語読んだんでしょ?」
「ミランこそ旅の先導者でしょ?ミランの方が分かりそうなものじゃない?」
ミランと若菜はそのころまだ罪の擦り付け合いをしていた
カレンが見つからないのだ
「あーもう、どこなのよ!!早くしないと一時間たってしまうじゃないの!」
ミランが再びキレだした
「え゛っもうそんななの?」
若菜は左腕を見そうになるのを寸での所でこらえた
若菜は言葉にならない唸りらしきものを発しながら海岸を血眼になって見回していた
ん?
海岸の端の方も端の方に、輝く金髪がちらりと見えたような…?
視線の先は真っ暗な岩だらけの所だった
あれ、確か人魚姫が王子様を寝かせたところって…
海岸の端!!岩の陰!!
「ミラン分かったわ!」
「えぇっ?本当なの??」
若菜の後にミランが続いて、暗い岩屋に向かった