香桜~かおりざくら~
罪悪感だけを心に残して
放課後…
「行こうか…行くまいか…」
ぼそぼそ呟きながらも
足は自然に香桜へ―
「ま、まぁ!理菜の事も言わなきゃだし、
それに!もともと香桜は私の場所だし!」
誰に話してるのか分かんないけど…
とにかく!
今日は行く!
よし!
OK!
GO!!!
ドッドッドッ
…なんか……
昨日、あんな別れ方したからも
あるし…
理菜の事もあるし…
緊張…してきた…?
「あ…来たんだ。」
ぽやっとする木斗の声。
「…来たよ。悪い?」
「別に?」
「っていうかもともと私の場所なんだからね!」
「あぁ。そうだったね。」
あ…
なんだ…
変わんない…
いつも通りだ。
普通。
「なんか…昨日は…ゴメン」
…びっくりした。
誤ってくるとは思わなかったから…。
「オレンジ、アメリカ産の方が良かった?」
は?
いや。
ちょ、ちょちょちょ…ちょ。
ちがうだろ!
絶対ちがうだろ!!
「あ…あのさぁ~…」
あきれる…
どんだけ鈍感なんだ…
ん…?
ど・ん・か・ん…?
放課後…
「行こうか…行くまいか…」
ぼそぼそ呟きながらも
足は自然に香桜へ―
「ま、まぁ!理菜の事も言わなきゃだし、
それに!もともと香桜は私の場所だし!」
誰に話してるのか分かんないけど…
とにかく!
今日は行く!
よし!
OK!
GO!!!
ドッドッドッ
…なんか……
昨日、あんな別れ方したからも
あるし…
理菜の事もあるし…
緊張…してきた…?
「あ…来たんだ。」
ぽやっとする木斗の声。
「…来たよ。悪い?」
「別に?」
「っていうかもともと私の場所なんだからね!」
「あぁ。そうだったね。」
あ…
なんだ…
変わんない…
いつも通りだ。
普通。
「なんか…昨日は…ゴメン」
…びっくりした。
誤ってくるとは思わなかったから…。
「オレンジ、アメリカ産の方が良かった?」
は?
いや。
ちょ、ちょちょちょ…ちょ。
ちがうだろ!
絶対ちがうだろ!!
「あ…あのさぁ~…」
あきれる…
どんだけ鈍感なんだ…
ん…?
ど・ん・か・ん…?