大好きな君へ


「ジュリア、何飲む?」

「…なにがある?」

糖分が多い飲み物は飲めない。

「…ジュリア、紅茶くらいなら平気?」

紅茶か…
まぁ最近発作も出てないし…少しなら平気かな。

「たぶん…最近調子いいし。」

「わかった。もし変わったことあったらすぐ俺に言ってな?」

「ありがと。」

「紅茶2つ。」

陸が頼んでくれて、席で待つ。

「お待たせしました。紅茶2つになります。」

店員さんが持ってきてくれた。

「いただきます。」

少し不安を感じながらも飲みはじめた。

「久しぶりに紅茶飲んだ~…」

「いつもは何飲んでる?」

「水ばっかり。」

「やっぱそうだよな~…姉貴も水しか
飲めない~って言ってたしな。」

「もう慣れちゃったけどね~!」

「あははっ!!」

ほかにもいろいろ話してから、
あたしたちは店をでた。

「どこ行く?」

「ん~…プリでもとりにいく!?」

「いいよ。」

近くにあったゲーセンにはいってプリをとる。




< 53 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop