大好きな君へ
ーーーーここはどこだろう…
あたし、確か陸とデートしてて…
発作で倒れちゃったんだ…
陸に迷惑かけたなぁ…
そう思いながら、歩いていると
知らない女の人がたっていた。
「あなたは…?」
黒髪で真っ白な肌。瞳は明るい茶色。
「私は…三代川凜。陸の姉よ♪」
「えっ…?」
「あなたは…月宮ジュリアちゃんね?
陸がお世話になってるわね♪」
「あたしのこと…知ってるんですか!?」
「まぁね!!ここからいつも見てるから。」
「そうなんですか…」
あたしは驚きながらも納得した。
「ジュリアちゃんも心臓病なのね…?」
「はい…陸とデートしてて倒れちゃったんです。」
「あら…そうだったの…」
「あの…ここはどこですか?」
「ここは…みんなが言う天国ってとこかしら?」
「えぇ~!?」